ボランティアってこんなもの

 

　つい数年前まで「なんだか特殊（？）」なイメージだっ

た「ボランティア」という言葉が最近はぐっと身近な言

葉になってきました。学生、主婦、会社員、教員、医師、

弁護士etc、いろいろな人たちが忙しい中にも時間を見つ

け、ボランティアで活動しています。でも、いったいボ

ランティアって何なんでしょう？

 

「言われなくてもやる。言われてもやらない。」という

ことを言った人がいます。ボランティアとはまさしくこ

れです。自主的、主体的にやってこそボランティア。強

制されてやることではありません。そうして自分の意志

で判断をし、主体性を持ってこそ、よりよい活動を生み

出すことができ、自らも学ぶことができます。（ただし、

自分の主張を押しつけたり、思い込みで行動するという

ことではありません。何が求められているのかを考え、

仲間とのチームワークを大切にすべきことは言うまでも

ありません。）

 

　ボランティアの醍醐味は他では知り合えなかったような

人たちと出会うことができ、ともに活動を通して喜びを

共有できること。金銭的な報酬はなくとも、一生の財産

となる経験をすることもできます。始めるときは「なん

となく人の役に立ちたいから。」でもOKだけれど、活動

することで自分がいきいきとし、それによって市民活動

団体が活性化する、そんなボランティア活動を目指した

いものです。

 

 

ボランティアをするときに大切なポイント

 

１、無理をしない

　継続して長く活動するためには、あまり無理をせず、自分

のできる範囲内でボランティアをすることです。頑張りす

ぎて「燃え尽き症候群」になって、市民活動団体を去って

いかれては、市民活動団体にとってせっかくの戦力を失う

ことになってしまいます。頼まれても、できない時は「で

きません」とはっきり言うことです。引き受けてしまって、

結局「できませんでした。」では、みんなが困ります。し

かし、引き受けた職員は無理を承知で推進していく気構え

がなくてはなりません。

 

２、チームワーク

　特に市民活動団体に限らずとも、企業でも学校でも良いチ

ームワークは、良い成果をもたらします。よく企業で基本

とされている「ほうれんそう」（報告しあい、連絡しあい、

相談しあって進めていくこと）は市民活動団体でも大切で

す。他の人を尊重し、自分に求められていることは何かを

考えましょう。

★ボランティア募集しています！

　　事務局では“イザっ”というときのために、ボランティアをしていただける方を探しています。
　みなさんの時間とパワーを提供してください。